『while i'm sleeping』参加ミュージシャン

水谷浩章によるメンバー紹介】
Tipographicaのツアーなどでは、いつも相部屋で毎晩のように飲み明かした松本治さん。アレンジャーとしても有名な方に私のスコアなど吹いてもらって、申し訳ない。
南博さんのカルテットで長い付き合いの竹野昌邦。日本一美しいソプラノ・サックスを吹いてくれる人です。あらゆるリード楽器を操ります。
時たまスタジオの仕事で顔を合わせる四家卯大くん。実は、よく一緒にツーリングに出かける自転車仲間でもあります。
洗足学園大学の学生、森田宮子。リハーサルでピンチヒッターを頼んだら、素晴らしい演奏を聴かせてくれたので、急遽お願いして、録音にも参加してもらいました。
憧れの大先輩で、関係者には「絶対に、ご一緒したい!」って言い続けていた中牟礼貞則さん。ドキドキしながら参加のお願いをしたら「いいですよ。とっても興味があります」とおっしゃって下さって、天にも昇る気持ちでしたよ。
プロとして仕事を始めた頃から兄弟のように長い時間を一緒に過ごし、私にリズムやグルーヴのことをいろいろ教えてくれた外山明
Tipographica以降いろんなバンドで一緒にやっている大儀見元。外山と一緒になってもう夢のようなビートを叩き始めます。
気がついたら、もの凄いドリーム・チームじゃないですか!

[以下のプロフィールは本人または所属事務所から提供されたものを掲載しました]

松本 治
山下洋輔、渡辺香津美、はにわオールスターズ等のコンサート、レコーディングに参加、アレンジ、コンダクトも手掛ける。ジョージ・ラッセルのオーケストラ、ナタリー・コールのジャパン・ツアーにもソロ、リード・プレイヤーとして参加。その他Tipographica、渋谷毅オーケストラ、Vincent Atmicus、EM BIG BANDなどのグループに参加。 2002年3月日には初めてのソロ・アルバム『和風』をLOVE DOGレーベルから発売。2002年5月、山下洋輔率いるBIG BANDのツアー「東急ワールド・ミュージック・スペシャル」に、プレイヤー、コンダクター、アレンジャーとして参加。

森田宮子
1981年生まれ。中学時代にフルートをはじめ、吹奏楽やクラシックを経験する。その後、洗足学園音楽大学ジャズ・コースに入学し、ジャズの道へ進む。ボブ・ザングに師事。現在、自身のバンド「シネマ」で活動中。

竹野昌邦
1963年6月6日栃木県宇都宮市出身。立教大学在学時から都内での演奏活動を始める。テナーをメインに各種SAXの他フルート、クラリネット、バスクラリネットも扱う。現在まで、jazzクラブ等での数多くのバンドや、セッションでのライブ活動とともに、J-Pop, Rock系アーティストのコンサート・ツアー、レコーディングに多数参加している。スタジオ・ワーク等も含めて、今まで参加したアルバム、楽曲は数百あるいは千の数になる。その他CM、劇伴、TVでの演奏多数。現在、南博Go There!、村田陽一SOLID BRASS、オルケスタ・デル・ソル、923 BIG BAND、深井克則バンダカリエンテ等のメンバー。水谷とは、LOW BLOW結成時からの付き合いになる。

中牟礼貞則
1952年にプロ入りし、渡辺貞夫、前田憲男、猪俣猛、宮沢明などのグループに参加。以後、数々のセッションを経て、現在は自己のトリオを中心に活動。

四家卯大
10歳よりチェロを始める。財)新日本フィルハーモニー交響楽団に1988年より1991年まで在籍。その後ポップ・バンドBREW-BREWに参加、3枚のアルバムをリリース。また多数のアーティストのレコーディング、ステージ・サポート、CM音楽の録音に参加。映画音楽の作編曲家としても活躍。

外山 明
16歳でドラムを始める。22歳の時ヤマハEAST WEST '84でグランプリ受賞。24歳でアケタの店初出演、この時水谷氏と初共演。この頃から様々なセッションに参加。又、キューバ、西アフリカを初め多くの国を旅し、音色とリズムの幅を広げる。近年は単身ギニアに渡り、ギニア国立舞踊団のバラフォニストに手ほどきを受ける。

大儀見 元
1982年オルケスタ・デル・ソルに参加。'84年オルケスタ・デラ・ルスを自ら結成。'89年脱退まで、海外で熱狂的に受け入れられる。'90年からニューヨークに移り、'92〜'96年までティト・ニエベスのバンドでコンガを叩く。帰国後の'97年サルサ・スウィンゴサを結成。ラテン・グルーヴのみならず、西アフリカのリズム、フラメンコなど、多彩なリズムを放つパーカッショニスト。

水谷浩章バイオグラフィ】
アコースティック・ベース、エレクトリック・ベース、作曲、編曲


1963年
埼玉県生まれ。12歳の頃よりエレクトリック・ベースを初め、横浜国立大学に入学後ジャズに興味を持ち、音楽活動を開始する。
1986年
自己のグループ「LowBlow」を結成。結成当初は、水谷浩章(b)、外山明(dr)、松本健一(sax)、竹野昌邦(sax) の4人編成。その後、斉藤良一(g)と青木泰成(tb,key) が加入。
1987年〜1993年
広木光一(g) バンド、三好功郎(g) グループ、岩崎大輔(p) トリオ、植松孝夫(sax) グループ、辛島文雄(p) トリオ、小宅珠美(fl) バンドなどに参加。'90年『Now's The Time Workshop』(Fun House) 、'93年 小宅珠美『Lady's Blues』(King)のレコーディングに参加。
1994年
松風鉱一『A Day in Aketa』(Aketa's Disk) のレコーディングに参加。ジョン・ゾーン(sax)と共演。彼のゲームピース「Cobra」「Bezique」に参加。ケイ・赤城(P)と共演。
1995年
巻上公一「超歌謡セッション」に参加。今堀恒雄(g)が主宰するバンド「Tipographica」に加入。Tipographica『The Man Who Does Not Nod』(Pony Canyon) 、坪口昌恭Project『M. T. Man』(Isis) のレコーディングに参加。
1996年
Tipographica『God Says I can't Dance』(Pony Canyon) 、カルメン・マキ『Unison』(Pioneer)のレコーディング、エリオット・シャープ『Spring & Neap』(ライブ録音)に参加。ニック・ディドコフスキー(g)と共演。
1997年
Tipographica『Floating Opera』(sistema record)、坪口昌恭Project『東京の宇宙人』(Vivid Sound) 、松風鉱一Trio『万華鏡』(off note)、遠藤賢司トリビュート・アルバム『プログレマン』(Pony Canyon)、南博『Bird in Berlin』(メディアリング) などのレコーディングに参加。Tipographica フランス・ツアーに参加。
加古隆(p)「色を重ねて」(構成:天児牛大)に参加。11月、「John Zorn's Cobra 東京作戦」をオーガナイズ。
12月、自己のグループ「LowBlow」のファースト・アルバム『カフェおじさん』をリリース。
1998年
南博(p)カルテット、松風鉱一(sax)トリオ、菊地成孔(sax)トリオ、などのユニットで多数の国内ツアーに参加。アニメ「トライガン」original soundtrack『trigun the first donuts』の録音に参加。
上記「色を重ねて」のユニットにおいて、山海塾の音楽を担当(Takashi Kako / Yoichiro Toshikawa『Hibiki』)。11月、南博カルテットの中国ツアーに参加。「Beijing International JazzFestival」に出演。
1999年
「山下洋輔(p) Duo Plus」に加入。同ユニットにて、数々のジャズ・フェスティバルに出演。大友良英「New Jazz Quintet」に加入。11月、オーストリアにおけるフェスティバル「music umlimited 1999」をはじめとする、ヨーロッパ・ツアーに参加。8月、加古隆(P)「色を重ねて」の再演に参加。南博カルテット、菊地成孔トリオ、山下洋輔 Duo Plusなどの国内ツアーに参加。大友良英『Plays the Music of Takeo Yamashita』(P-Vine) 、大友良英×イアン・ケルコフ『filmmusic from "Shabondama Elegy"』のレコーディングに参加。
2000年
「山下洋輔(p) 4G Unit」に加入。同ユニットにて、数々のジャズ・フェスティバル、コンサート、ツアーに参加。9月、大友良英「NEW JAZZ QUINTET」にて「青島インターナショナル・ジャズ・フェスティバル」に参加。芳垣安洋 (dr)「Vincent Atmicus」、林栄一(sax)ユニット、津上研太 (sax)「BOZO」、松本治― (tb)「AUTOMATIC」など、様々な新ユニットに結成より参加。
2001年
大友良英「New Jazz Quintet」『Flutter』(Tzadic)、林栄一ユニット『森の人』(Studio Wee) 、南博カルテット『Go There!』(EWE)の録音に参加。芳垣安洋 (dr)「Emergency!」に加入。12月、大友良英「New Jazz Quintet」ヨーロッパ・ツアーに参加。
2002年
『Otomo Yoshihide's New Jazz Ensemble/Dreams』(Tzadik)、高橋信之介『Rumination』(EWE)、松本治『和風』(Love Dog)、津上研太『BOZO/1st』(EWBE)、『Otomo Yoshihide's New Jazz Quintet/LIVE』(DIW)、芳垣安洋『Emergency!/loveman plays psychedelic swing』(Studio Wee)、南博Go There『Celestial Inside』(EWBE)、芳垣安洋『Vincent Atmicus/Vincent I』(EWBE)などのレコーディングに参加。1月、南博カルテットのデンマーク・ツアーに参加。4月、洗足学園大学 ジャズ・コースの非常勤講師に就任。5月、山下洋輔スペシャル・ビッグバンド『東急ワールドミュージックスペシャル Jazz Alive ツアー』、山下洋輔 4G UNIT のヨーロッパ・ツア−に参加。8月、『跳ぶ教室/ダンスとジャズと子どもたち』(振付・ダンス:伊藤キム、ピアノ:山下洋輔、他)に参加。9月、Hot Music School の講師に就任。10月、大友良英『New Jazz Quintet』で、シカゴの「Asian American Jazz Festival 2002」に参加。
2003年
大友良英New Jazz Quintet + オオエ『ONJQ + OE』(P-Vine)、カヒミ・カリィ『Trapeziste』(Victor Entertainment)などのレコーディングに参加。3月、自身の新ユニット『Phonolite』を立ち上げ、レコーディング。4〜5月、カヒミ・カリィのサポート・メンバーとして、大阪・東京公演に参加。
*現在は、リーダー・ユニット<Phonolite>をはじめ、南博<Go There>、大友良英<New Jazz Quintet>、津上研太<BOZO>、芳垣安洋<Emergency!><Vincent Atmicus>、他多数のバンドで活躍中。

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